IT導入補助金 交付申請のお手伝いをしました

急遽、お客様から依頼があり、IT導入補助金交付申請のお手伝いをしました。

本来は、IT機器のベンダー(販売者)様がいろいろ支給申請の手伝いをしてくれます。
この補助金は、行政書士の出番はないな、と思っていたのですが依頼があり。

そのベンダー様と話をしてみたところ、「補助金の代理申請を行いますが、申請書の内容が悪いと不合格になります。不合格に成ったら責任が取れないので、申請書作成をお願いしたい。」とのことでした。

私たち行政書士には関係ないと思ってよく見ていなかったので、IT導入補助金の申請書を見てみると、たしかに「事業計画」が重そう。
・事業概要
・事業改善についてのこれまでの取組み
・当社事業の市場における強み
・事業課題
・将来計画
・補助金により実現したい効果
をしっかり書く項目が。

ものづくり補助金ほどではありませんが、小規模事業者持続化補助金に近いレベルの事業計画作成能力が要りますね。
事業計画を作成したり、自社の強み・弱みを明文化した事がない社長さんには荷が重い。
ITベンダーさんも、営業担当さんには荷が重い。

6月末が締め切りなので、大急ぎで取りかかりました。
社長さんから、今の事業についてヒアリングを行い、
ベンダーさんから、導入する機器で出来る事をヒアリングし、
担当税理士さんから、会社の試算表を貰い、
事業計画を文字と数字で書き上げました。

事業計画を作る時は、その会社の社長さんに成りきって作ります。
そのため、数日間没頭します。片手間や細切れ時間では、とても書けません。

期間が短かったこともあり、私にもヘヴィーな内容でした。
最近の補助金は、それも事業計画をしっかり書かせてきますね。
事業計画は、その会社さんの事を理解し、業界のことを理解し、競合のことを理解し、に時間が掛ります。

理解する迄に、ヒアリングや調査で一週間くらい掛りますので、事業計画をご依頼いただく場合は、二週間猶予をもってご依頼ください。

IT導入補助金の次があったら、申請書類の作成をお受けします。

28年度補正サービス等生産性向上IT導入支援事業

28年度補正サービス等生産性向上IT導入支援事業